高野山で新年の雪を踏みしめる

年明けは5年ぶりの高野山にいた。コロナで人の少ない雪道を奥の院へ向かって歩くと、前回同様に新明和工業の慰霊碑「アポロの塔」、「しろあり やすらかにねむれ」と刻まれた、しろあり供養塔(社団法人日本しろあり対策協会)が出迎えてくれた。荘厳な雰囲気なのに、今回もまた笑ってしまった…。

戦国武将やさまざまな企業の慰霊碑は雪をかぶって名前が分からないものの、西行や親鸞聖人などいくつかの名前を確かめることができた。静寂の中、冷気を胸いっぱいに吸い込むと、生きていることを実感できた。若いころに高野山に来ていれば、きっと今の自分は違っていたかもしれない。次は夏に来よう。

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