長谷寺で身を清める

長谷寺

大和路の旅で新年を迎えた。名前しか知らなかった長谷寺に詣でると、雑誌やテレビなどで見覚えのある下登廊や 中登廊を上って本堂へ。写真はきれいな石段なのだが、徒歩で上ると息が切れる。それでも本堂に着くと心地よく、「清水の舞台」のような舞台から見下ろすとなかなかの絶景。「年の初めにいいものを見せてもらったわい」 と、邪念が払われて清々しい気持ちになった。
 恒例となった年末・年始の歴史探訪。今回は大阪を拠点に、近鉄の初詣切符を使って京都、奈良を回り倒すために周到に計画を練り、それを実行した。伏見稲荷橿原神宮 、吉野山の金峯山寺、飛鳥の石舞台、長谷寺のほか、芭蕉関係で 吉野山の句碑や橿原市の 八木札の辻の句碑などを訪れた。
 だが、例によっての欲張りスケジュールがたたって疲労困ぱい、長谷寺を最後に旅行を切り上げた。これがインフルエンザの前兆で、帰宅後1週間の休養。これも体をいたわらせるためのご利益か…。

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