高知―神戸―京都 維新ツアー

坂本龍馬(左)と中岡慎太郎

幕末維新に関係する場所を訪ねたり、本を読んだりしている。にわか(「」)ファンの域を出ないのだが、個人の生き様やビジネスの視点からプロットを楽しんでいる。

昨年12月から2カ月かけて偉人たちゆかりの場所を訪ね、高知-神戸-京都の維新ラインツアーとなった。
高知県へは徳島を経由し室戸岬で1泊。中岡慎太郎の像や生家(安芸郡北川村)、岩崎弥太郎生家(安芸市)を訪ね、坂本龍馬記念館(高知市)へ。神戸はハーバーランドやメリケンパーク周辺を歩き、勝海舟の建言で設置された神戸海軍操練所跡を訪ねた。
年が明けて京都に上り、東山区の円山公園内の龍馬と慎太郎の碑や霊山墓地の墓のあるなどを歩いた。

三菱商会を設立した岩崎弥太郎が「東洋の海上王」と呼ばれ、龍馬は海運業と海軍を兼ねたような亀山社中(後に海援隊)を作った。勝海舟を師と仰ぐ龍馬は神戸海軍操練所で学んだ。
世界につながる海を舞台にするビジネスにいち早く着目していた先人たちの思考と行動。史跡巡りで「賢者は歴史に学ぶ」のご利益があることを願うばかり。生成AIの出現などで大変動の時代には、幕末維新の記憶が役立つのではと期待する。

Follow me!