北海道の大地と沿岸1,500㎞走る

グローバルネットの連載「日本の沿岸を歩く」の取材で北海道の道東を訪ねた。成田からLCCを使って新千歳空港、そこからレンタカーで5泊、全行程1,500㎞の取材行。午前4時の夜明けとともに行動開始という強行軍で、襟裳岬、十勝川から一気に知床に向かい、歯舞、厚岸、釧路と巡った。

知床半島のクルーズは泣き出しそうな空、その後もカーラジオは道内他地域の大雨警報を次々に伝えていた。道東はそれほどでもなかったが、根室では最低気温6℃、最高でも10℃と冬並み。北方領土を望む納沙布岬では風速10mの暴風雨。「嵐を呼ぶ男」って私?

 

霧多布岬

取材も終盤に差し掛かったときに、ご褒美となったのは霧多布岬。きれいに晴れて、厚岸までの海岸線は非常に美しかった。車もほとんど走っておらず、風景を独占した気分。本州の人間には雄大な大地がとてつもなく魅力なのだ。

新千歳に戻る途中に富良野に寄ろうとしたが、夕張までで我慢。新千歳から成田まで戻ったものの、大阪から西方面が西日本豪雨のため不通。翌日、かろうじて動いていた新幹線で何とか広島に戻ることができた。

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