尾張名古屋は城のような県庁&市役所で持つ

JRグループの「秋の乗り放題パス」を使い、かねてから計画していた高山線を旅した。広島から湖西線を経由して金沢に一泊、翌日は富山経由で高山線の飛騨高山。ここからレンタカーで白川郷と高山市内を散策した。名古屋で二泊目となり翌日広島に帰還した。全区間の運賃は合計22880円、チケット代7850円を差し引くと15030円のお得。

最終日早朝は名古屋市中心部を歩き、愛知県庁、名古屋市役所、名古屋城を見て回った。県庁本庁舎=写真=はビルの上に城の屋根が載っているユニークな建物で、隣の名古屋市役所本庁舎も同じ雰囲気。未知との遭遇で、朝っぱらから度肝を抜かれた。

後で調べると、県庁は昭和天皇即位を記念して1938(昭和13)に完成。屋根は名古屋城をイメージしたもので、国の重要文化財になっている。和洋折衷の建築は「帝冠様式」と呼ばれるそうだ。名古屋市役所本庁舎も帝冠様式で一足早く1933(昭和8)年に完成した。これら昭和の名建築に、名古屋人の強い個性と「世界のトヨタ」のバイタリティーを見た思いだ。尊尚親愛!

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