「効いたよね、早めのイベルメクチン」になるか
2年前に訪ねた山梨大学に大村智記念学術館があった。2015年ノーベル医学・生理学賞を受賞した大村先生は山梨県の生まれで、山梨大学の学芸学部自然科学科を卒業、その功績は偉大である。現在、大村先生が開発した抗寄生虫病薬「イベルメクチン」がコロナウイルス感染症(COVID-19)に効果があるのではと注目を集めている。
フジテレビ系「バイキングMORE」(10日)に尼崎市(兵庫県)の長尾クリニック院長・医師の長尾和宏氏が出演し、コロナウイルス感染症について「初期段階でイベルメクチンを投与すれば重症化を防げる」と訴え、感染急拡大による医療のひっ迫を防ぐために「感染症法上の分類を2類相当から5類に引き下げるべき」と提言した。
このイベルメクチンがインドや南米などでコロナウイルスに効果があったことが報告されているし、薬が世に出て既に半世紀がたつので安全性に問題はないだろう。コロナ治療でのイベルメクチン使用は保険適用されるが、実際に入手や服用するのは難しいという。効能についての科学的立証に賛否があるとしても、感染初期に服用できればリスクを軽減できる可能性は否定できないのではないか。ジェネリック薬を個人輸入して「自己防衛」しようとする人も増えたようだし。
山梨大学から持ち帰った山梨大学大村智記念基金への協力を求めるパンフレット。その表紙に温和な大村先生の顔があった。数々の新薬開発で得た利益を社会に還元してこられた先生の顔を見るだけでイベルメクチンが効きそうだと思えてくるから不思議だ。
ファクターX、アビガン、陽性者は感染者なのか…。不可解なことがあまりにも多いコロナ禍騒動。沈静化したとき、どのように検証されるのだろうか。
<参考記事の一部>
「今こそイベルメクチンを使え」東京都医師会の尾崎治夫会長が語ったその効能 20210819追加
https://www.yomiuri.co.jp/choken/kijironko/cknews/20210818-OYT8T50030/
長尾和弘医師の提言に賛同の声 コロナを5類扱いにすれば「全て氷解」「イベルメクチンという特効薬が…これを全国民に配る」https://news.yahoo.co.jp/articles/50ec3280bee65b5a3699e8c082e09775628273a0
医師が提言 コロナ「5類に引き下げればひっ迫氷塊」ブラマヨ小杉も賛同https://news.yahoo.co.jp/articles/2ecbc2626acdc0a52ef11a7c0d74ca4997288a45
「イベルメクチンで感染者数・死亡者数を劇的に減らせる」米国の医師団体が提言 未だに流通しない裏事情とは7/2(金) 5:57配信https://news.yahoo.co.jp/articles/28c4b390754e64836fdb8ef6835d9a4d35418dc6?page=1
イベルメクチンはコロナ治療に有効か無効か 世界的論争の決着に日本は率先して取り組めhttps://www.yomiuri.co.jp/choken/kijironko/cknews/20210427-OYT8T50019/