子規の素顔を知った…ような気分
これまで何度も訪ねたことのある松山へ。主な目的地は「坂の上の雲ミュージアム」と「松山市立子規記念博物館」。Go toトラベルキャンペーンを使って奥道後温泉に1泊する小旅行。これまで松尾芭蕉の歩いた場所を訪ねているので、その芭蕉の句も遠慮なく批評したという子規には興味を持った。
博物館は以前訪れたことがあるのだが、今回は映像資料などもじっくり見ることができた。野球をしたり、旅行をしたり、ジャーナリストであったりして非常に能動的な生き方を知った。文化人というより活動家だろう。
『笑う子規』(天野祐吉編)を読むと、知性とユーモアのある人物と分かる。
睾丸の 大きな人の 昼寝哉
展示の最後のあたりで、自作の句を短冊に印刷できるコーナーを見つけて遊んでしまった。
奥道後 緑眺めて 湯の香り