明星院の赤穂義士に対面

四十七士の木像

忠臣蔵で知られる赤穂藩浅野家の浅野内匠頭(たくみのかみ)長矩(ながのり)。その赤穂藩浅野家の本家筋にあたるのが安芸国浅野家で、菩提寺である国泰寺(広島市西区己斐上)には広島で没した大石内蔵助の妻理玖と三男大三郎が葬られている。内匠頭の正室、阿久里姫(瑤泉院)は三次浅野家の出であり、広島と忠臣蔵は実に縁が深いのである。
友人が広島を訪れたので、国泰寺に案内した。続いてJR広島駅近くにある浅野家ゆかりの明星院へ。長い間広島に住んでいるが、こちらを訪ねたのは初めて。古い四十七士の木像がきちんと並べられていた。忠臣蔵ゆかりの地を訪ねると、虚実入り混じった忠臣蔵が日本人の創造力の証しであることが分かる。それにしても地元の明星院を知らなかったとは何とうかつなことよ。

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