9年ぶりのJSK同窓会+SF滞在Enjoy

9年ぶりにスタンフォード大学訪問。JSKナイトフェローシップ同窓会は50周年記念と引退するディレクターのJimBの労に感謝した。セミナーでは調査報道やバーチャルリアリティーなど盛りだくさん。同窓会の3日間はサンフランシスコ(SF)の中心、ユニオンスクエアに滞在し、大学まではカルトレインで”通勤”した。

ナイトフェローシップ同窓会

ナイトフェローシップ同窓会

1993-94年の留学中は、サンフランシスコにはちょくちょく来たが、ほとんどが車だったので、今回の公共機関を使った滞在とは旅事情が異なった。地元の生活により近くで観察することができた。到着当日には、街中で発布事件があって警察の狙撃手が装甲車から狙いを付けている様子を見た。Oh,my God! また、ユニオンスクエアの宿の付近にはホームレスがたくさんいて驚いた。

警察の狙撃手

警察の狙撃手

時間を見つけて取材しようと思ったのはファーマーズマーケット。これまで農業取材で興味を持っている分野だ。オーガニック農産物が豊富に売られていた。日本語の分かる販売者がいたので状況を教えてもらった。それによると、SFは同性愛者でハイテク企業に勤めているようなダブルインカムが多く、経済的余裕があるので少々高い有機野菜でもよく売れるという。

ファーマーズマーケット

ファーマーズマーケット

ホールフーズマーケットのような高級食材の店でデリと地ビールを買い込み、宿で食事をして節約した。バークレーなどの高級レストランはなかなかセンスのいい光景を見て楽しんだ。味は想像すればいいのだ…。

デリとビール

デリとビール

最近オープンしたGLBT歴史博物館には到着後さっそく出かけてみた。開館時間に間に合わなかったが、閉まったドアから中をのぞきこんでいると入れてくれた。SFは所在地のカストロストリートが同性愛者のメッカで、これまでも興味本位で何回か見物にでかけたことがあった。展示を見ると、当事者たちにとっては偏見との長い闘いの歴史があったことを知るのであった。

GLBT歴史博物館

GLBT歴史博物館

滞在に慣れてくると、バート(BART)やケーブルカーを乗り倒してあちこちへ。大好きなフィッシャーマンズワーフは観光客が増えた印象だが、洗練された魅力ある港町だ。治安も不安ではあったが、スタンフォードから日付が変わってSFに到着後、歩いて宿に戻ったり、スタンフォードからローカルバスで2時間以上かけてSFに戻ってきたことも。尿意を催して高級レストランに堂々と入り込んで用を足したりもした。酔っぱらいの行動は日本と変わらないレベルに到達した。

サンフランシスコの市内バス

サンフランシスコの市内バス

短いながらもわが愛しのSF滞在であった。