豊栄プロジェクト by サタケをAgrioで紹介
時事通信のデジタル農業情報誌「Agrio」に、精米機メーカーサタケが取り組んでいる豊栄プロジェクトを寄稿した。民間企業が農村再生に取り組むケースだが、本業のGABAライス製造販売とリンクさせたところがユニークだ。リードの部分はこんな具合…。
精米機のサタケが農村再生を支援
=ビジネスベースで持続可能な社会実現へ=
世界トップの精米機メーカー、サタケ(本社広島県東広島市)が、広島県のへそ(中央部)に位置する同市豊栄町の地域再生に取り組んでいる。名づけて「豊栄(とよさか)プロジェクト」。昨年、古民家を再生してオープンしたレストラン併設の「豊栄くらす」を拠点に、「居住する人、関わる人すべてを幸せにする」という壮大な目標を掲げる。メセナでもなく企業の社会的責任(CSR)でもない、自社開発の機能性表示食品「GABA(ギャバ)ライス」生成装置を販売するビジネスが発想の起点。地方創生などこれまでの振興施策とは一線を画す新しい農村再生の手法だ。日本農業の根幹であるコメ作りとともに成長してきた企業を突き動かすのは天啓なのか。中山間地の農業と農村の機能復活を図るプロジェクトの輪郭がはっきりしてきた。(以下本文)
今回の取材にはサタケの新規事業推進室に大変お世話になった。百聞は一見にしかず。現地を2度訪ねて本気度を確認した。記事の終わりに書いたように、このプロジェクトの手法がJAPANスタンダードになることを願っている。近日中に詳細を書き込んだ電子書籍「GABAライスで農村ルネサンス 豊栄プロジェクトGO!」を出版する予定。
*Agrioは「農林経済」の後継情報誌。電子媒体になり広範囲のカバーで情報量も多く読み応えがあるので、企業団体などでの購読をお勧めしたい。