女性の力が半端ないカワトT.P.C.

山口県岩国市のカワトT.P.Cを取材した。この会社はマンションの配管設備を生産している注目企業で、従業員の7割が女性。地域を元気にするビジネスモデルとして注目を集めている。事務所を出るとき、ざっとみて100人ほどの女性社員が立ち上がって私を見送った。得がたき経験をまとめた記事は7月にWEDGEInfinityにアップとなった。

カワト本社建物

カワト本社建物

女子力を全開にする職場とは?安い海外製品の参入意欲を削ぐ カワトT.P.C(山口県岩国市)

カワト本社オフィス

カワト本社オフィス

カワトT.P.C.(代表取締役川戸俊彦)は、従業員280人のうち71%が女性。手作業で作る住宅用の設備配管は東京都内の新築マンションの3棟に1棟の割合で使われ、米ボーイング社の主翼に同社の部品が組み込まれているというユニークな企業。日本の社会で女性が十分活躍できているとは言い難い中で、労働の時間や内容を女性たちが選択し、その責任も負うという職場がある。「女性を上手く使えば利益が増える」を証明しているのだ。

カワトの作業風景

作業風景

記事を書くきっかけになったのはPR支援で関わっている中小企業基盤整備機構主催の交流セミナー。川戸社長は「会社の運営は女性に任せています。口出ししても私が負けちゃうんです」と200人の出席者を笑わせた。本論も「女性4人から6人のグループによる責任作業」「工場長も現場責任者もいない」「地域の雇用を守ることが企業の使命」などとインパクトたっぷりだった。